第68回西荻ブックマーク。

ようやっと、西荻ブックマークのことが書ける。
ちょっとだけ、人生「やまさかやまさか」だった。
(やまさか・・・は、母がよく言っていた言葉だった。広島方言にあるのかな?)


第68回西荻ブックマーク
『草子ブックガイド』のつくりかた
〜単行本第2巻・刊行記念イベント〜
出演:玉川重機×岡崎武志×広瀬洋一

行ってきました。

 玉川さんが、お優しそうな雰囲気であり、非常に真面目な方だとお見受けしま
した。
しかし格闘歴(?)があって、高知出身で、様々なご苦労をなされてることを知
りました。
 ただ、そのご苦労も、玉川さんの真面目さ故の人のつながりから、
いまや著名な漫画家さんのアシスタントという仕事が舞い込んでくるチャンスに
生かされていっているのだと思います。
 そして、アシスタントの仕事で台頭しても、その地位に甘んじることなく、
自分の作品を生み出していった。。。そこに、玉川さんの作品にも通じる素晴ら
しさを感じました。

それに引き換え、なんと努力不足、好きなものに対する一貫したもののない自分。
・・・反省しきりで、後半は玉川さんのお顔を拝するのもためらわれました。


『草子ブックガイド』を初めて読んだとき、正直登場人物の素直さというか、
(色々な方向への)まっすぐさが目に留まり、こそばゆく感じてしまいました。

ですが、何度も繰り返して読みたくなり、読めば読むほどじわーっと胸の奥にし
みこんでいくような心持に。
こそばゆさは、毎回感じるのですが、そこを気にしてる暇はなく、
(ちょっとこそばゆいのは、自分の幼稚さなのかもしれないですが;)
本の魅力が、丁寧で力強いペンのラインで、文字で語られていました。

早く帰って、もう一度最初から読みたい。
(でも、話をもっと聞きたい。とのせめぎあい)
そう思っているうちに、2時間のトーク時間はあっという間に終了。

帰って読む!と決意していたのに、打ち上げいきますか?と誘われ、
嬉しさのあまり
「はい!」
と、即答してしまう臨機応変ぶり;;

著作にサインしていただくのは、あまりの行列に断念し、
岡崎武志さん、北條さんとともに、西荻和民へ。

小一時間ほど、先に宴会を。
岡崎さんに京都の写真や、「ブ(ブックオフのこと)」での戦利品の背表紙写真
を拝見しました。
お二人ともお話が非常に面白く、勉強になることが多く、
飲み会のこのような場で、聞けてしまうこの僥倖!
じーんと感じているうちに、他の参加者の方もぞくぞくとワタミにいらっしゃい
ました。

そこで、今度こそ「西荻ブックマーク」へのスタッフ参加表明をして、
10時半ごろ、一足お先に帰路につきました。

素敵な時間をありがとうございました。
そして、なかなか発言しないツイッターに、フォローを入れてくださいまして
ありがとうございます!

ブログもツイッターも、もっとまめに頻繁に頑張ります。